プロダクション人力舎というのは、宮川賢が二十代の頃に預かり的な立ち位置でオーディションの仕事をフッてもらっていた時期があり、フリーで活躍するにあたり、事務所に所属する強みと損益、足しひきをして自分の中で揺れ動いていた頃の事を思い出します。結果、よほどの辣腕のマネジャーさんの元につかないと「きっと人に人生を預ける」ということに潔くなれない自分をわかっていたし、もっというとそんな辣腕についてしまっても「分不相応な形で仕事を手にしても喜べない自分がいる」事もわかっていたので、フリーの路に進みました。それはそれでまるで後悔はしていないのですが、ですが、若い頃はそれでいいのか?と悩みます。悩めるのは若さの特権ですよね。劇団を作る時、就職をしないことを親に告げる時、結婚する時、会社を作る時、仕事を断る時、正社員にならないか?と誘われた時、色々。そんなことを恩師にあって思い出しました。
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